今日は一日中、事務所でデザイン作業・・・。
久しぶりに1日デザイン作業の日となりました。
「図面」書いたり「パース」作ったりしてました。
ちなみに「パース」って何だかわかりますか?
業界用語ってやつですね。
パソコンで作ったり手で書いたりした「内外装のイメージ画像」のことを建築業界では「パース」と言います。
トップの写真はパソコンで作っている「パース」ですね。
若かりし頃に、なんでパースって言うんだ?と疑問に思い色々調べたことがありましたが、
どうやら「perspective(パースペクティブ)」を約したものみたいです。
「perspective」を辞典で引くと「透視画法」とか出てきますからその辺からきているのでしょう。
もう最近のパースは「透視画」を超えてる感がありますが・・・。
そう言えば「美術大学」に入学する際には「デッサン」のテストがありまして、
そう鉛筆でシャカシャカとうん百年前の裸の男の像を描くあれですね。
その「デッサン」の勉強をしている時に講師の先生から「パース」が取れてないとか散々言われたのを思い出しました。
そこで言われているのは「perspective」の「遠近法(えんきんほう)」の方の意味ですね。
同じ言葉で似たような意味のことを言ってるいるのに指している事は全く別・・・。
「パース作っといて。」と芸術家に言っても意味不明だし、
「パースがなってない。」と建築家に言っても意味不明。
言葉ってなんでしょうかね。
昔見たテレビで「明石屋さんま」さんが言ってました。
外国の方との会話は、相手の名前を違うバージョンで言っていればなんとなくは通じる。
明るく「トニー!!」と言えば同意になり。
語尾を挙げて「トニ~!?」と言えば懐疑になり。
鋭く「トニー!!」と言えば拒否になる。
言葉ってなんでしょうかね。
「人類の最大の発明は言葉である」
昔は私も本気でそうだなぁと思ってましたが、年齢を重ねると???と思いますね。
人類の最大の発明ってなんでしょうかね?
とか壮大なテーマが出てきたところで、いそいそと仕事に戻ります。
終了。