雑-ZAKKAN-感

店舗デザイン会社代表による「店舗デザイン」に関係あるような・・・ないような・・・本や映像などの日々の雑感

「フェイスブック」が「顔出しパネル」を広告に変える?!

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少し前の事になりますが(1か月位前)「るーぱん」というお店の改装プランに携わらせていただきまし
た。
どこをどう直したかは、また後日お話できればと思いますが今回はそのお話の際に同時に「顔出しパネ
ル」の作成を依頼された事について書いていこうかと思います。

まず、この「るーぱん」というお店ですが埼玉県の方ならピンとくるイタリアン料理のチェーン店です 。

埼玉県だけで13店舗を展開されております。

北海道函館の「ラッキーピエロ」などなど、なにかと今話題の「ご当地レストラン」ということになる
かと思います。
TVでも度々ご紹介されており、この前はSMAPの香取さんやザキヤマさんなどが「おじゃマップ
という番組で伺っておりました。放映がゴールデンの時間帯だったのでご覧になった方もいるかと思い
ます。社長さんもばっちり出演されていました。

私も家族と一緒に拝見させていただき、皆言っておりましたが、そうなんです「るーぱん」の社長さん
はイケメンなんです!!

さて、そんなかっこいい社長さんと改装プランについて打合せをさせていただいた際に「顔出しパネル」
を作ろうというお話になりました。

「顔出しパネル」といえば、あの観光地にあるやつです。
穴の開いたパネルから顔を出して、写真をパチリと撮るあれです。

通常、飲食店の広告として「顔出しパネル」という案が出てくることはぼありません。
その理由は至極単純で外食にちょっと行って「顔出しパネル」で写真を撮ろうという人は皆無だったからです。

しかし、今後一つの案として検討する価値はある様に思います。
その理由はSNS(ソーシャルネットワークワークサービス)の存在です。
SNSとは「facebookフェイスブック)」や「Twitterツイッター)」などが代表として挙げられる主に友人・知人同士のネットを通したコミュニティーツールの総称といったところでしょうか。)

日常を日常のままに友人などに向かって表現するSNSは、今や強力な広告媒体としても認知されてお
ります。口コミの強力さをそのままに大多数に広がる効果は確かに魅力です。
この魅力を使わない手はないでしょう。
では、どうすれば自分の店舗についてSNS利用者が書き込んでくれるのか。

私はSNSのハードユーザーではないので、大きいことは言えませんが、
利用している友人などを見るに要するに話題を提供するということだと思います。
思わず友人に話したくなってしまう何か・・・。

飲食店についていえば、普通の料理・普通のサービス・普通の雰囲気では話題としてはやはり無理があ
ります。

ならば、おいしい料理・素晴らしいサービス・素敵な雰囲気にすれば良いというのは当たり前ですが、
これらは当たり前すぎてどこの飲食店でも目指し日々努力していることですし、一朝一夕でできるわけ
でもありません。

そこで一つの案として「顔出しパネル」というのはどうでしょうか。

今日はお父さんの誕生日。
そんなに特別なお店って訳でもないけれど外食に来た。
店の前に置かれた「顔出しパネル」。
入る時にちらっと見えた。
食事を終えて帰る時。
子供たちがパネルに寄っていき穴に顔を出したりしている。
なんとなく、携帯電話で写真をとる。
これSNSにアップしようかな。
「今日はパパの誕生日に外食してきました~!!」

まぁなかなか、こんなに綺麗にはいかないとは思いますが、
決してゼロではないでしょう。

元々「顔出しパネル」というものは来ていただいたお客様に楽しんでいただく目的のものです。
顧客満足度」を上げるための媒体とも言えます。
しかし、SNSの存在を通すと「広告媒体」と捉えることもできるようになってきていると感じます。
お店を持つ方々、ひとつ検討してみてはいかがでしょうか。

最後に「るーぱん」さんで作った「顔出しパネル」をのせさせていただき、
本日の雑感『日々』は終りです。

  

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実は2種類あります。
各店舗に置いてあるとのことですので、埼玉県在住の方は是非探してみて下さい。

 

 

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